中小企業診断士全般

中小企業診断士の年収は?

今回は皆さん大好きなお金!(笑)中小企業診断士の年収について解説したいと思います。

中小企業診断士についてどんな資格なのかはこちらを参照ください。

【中小企業診断士とは?】人気No1.資格!取るなら今!!!

では早速行ってみましょう!!!

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中小企業診断士になった後のキャリアは?

中小企業診断士になった後、皆さんはどんなキャリアをイメージしているでしょうか?

独立してやるぞ~!、会社で経営層として活躍するぞ~!、本業と副業の二刀流で生活を安定させるぞ~!等々、様々なビジョンを描いているかと思います。

これらのビジョンは大別すると、

・独立して個人事業主or会社設立
・会社員として企業内診断士として活躍

に分けられます。それぞれで稼ぎ方やかける時間等がかなり変わると思うので、今回は上記の二つの視点で解説していきたいと思います。

独立と企業内診断士の割合は?

ではまず、世の中の中小企業診断士の方がどれくらいの割合で独立と企業内診断士で分かれているのかを見てみましょう。

結論から言うと、実は企業内診断士というのは全体の7割も占めているのです。

かなり企業内の診断士が多いな感じる方が多いと思います。では参考に他の資格の独立割合を見てみましょう。

士業における独立開業割合

・不動産鑑定士:30%程度
・社労士:50%程度
・行政書士:50%程度
・税理士:70%程度
・公認会計士:60%程度

これを見てみると中小企業診断士は士業の中でも独立割合が低めの資格であることがわかりますね。おそらく中小企業診断士は独占業務がないので、独立しにくいことやそもそもキャリアアップのために取得したという方も結構数いらっしゃることが要因かなと思います。

ただ面白いのは日経新聞によると中小企業診断士は特にAIに代替される可能性はなんと0.2%だそうです!(税理士や公認会計士は90%程)

これはコンサルタントという業務内容の性質上、代替されずらい業務だからではないかと考えられます。つまりこのIT化が急速に進む世界の潮流の中でも、中小企業診断士という資格は重要な存在であるとともに、顧客をしっかりと獲得できる独立診断士というのは、今後も需要があるのではないかと思います。

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気になる年収は?

お待たせしました!ここからは2つの視点で年収について見ていこうと思います!

独立開業編

結論ファーストでどうぞ!

年収レンジ割合(%)
 100万円以内9.36
 101~200万円以内7.54
 201~300万円以内8.12
 301~400万円以内7.46
 401~500万円以内8.29
 501~800万円以内19.55
 801~1,000万円以内13.34
 1,001~1,500万円以内14.66
 1,501~2,000万円以内6.05
 2,001~2,500万円以内2.07
 2,501~3,000万円以内1.49
 3,001万円以上2.07
出典:J-SMECA

一番多い年収レンジは501~800万円、次点で1001~1500万円ということがわかります。doda調べの2020年平均年収は409万とのことなので、平均年収を大幅にこえる年収を稼ぐ独立診断士も多くいることがわかります。
出典:doda平均年収ランキング(https://doda.jp/guide/heikin/)

独立開業している診断士の多くは中小企業との顧問契約を結び、継続的な収入を得ています。では1件当たりの報酬はどれくらいの報酬を得られるのでしょうか?

平均報酬(平均)最高報酬(平均)構成比(%)
経営指導97千円/日141千円/日29.78
講演・教育訓練130千円/日191千円/日24.33
診断業務108千円/日207千円/日22.01
原稿執筆5千円/枚(400字)6千円/枚(400字)12.11
調査・研究49千円/日87千円/日11.78
出典:J-SMECA

やはりコンサル的な診断や経営指導は単価がかなり高めになりますね。この辺りの業務を行っている人は副業というよりかは独立診断士として活躍されている方が多いと推測されます。

また民間のコンサルティングと公的機関からの仕事を受けている診断士間でも年収は異なるようです。やはり民間の方が報酬は多めになりやすい一方、成果が出なければ契約を打ち切りとなるリスクもあるので、収入を取るのか安定を取るのかで選択肢は変わりそうですね。

独立診断士は年収1000万も夢ではない!!!

企業内診断士編

続いて企業内の診断士についてです。これに関しては基本的に副業的に診断士活動をすることになるかと思います。

副業として顧問契約を結んでいる方も中にはいらっしゃると思いますが、割合的にはやはり少ないかなという印象です。

では企業内診断士がどの副業で最もやっているかというと、補助金申請です。これらは土日や平日の夜の時間の稼働で十分成果を出せるとともに、中小企業診断士が申請することで審査が通りやすくなるということもあるので、診断士になられた方で副業をしたいと思っている方は、まずは補助金申請を考えるのが手っ取り早いと思います。

補助金申請の報酬は補助金の金額に大きく左右されると思います。筆者の知り合いの方はコロナの持続化給付金(200万円)の申請で2万円程度を成功報酬としてもらっていました。またモノづくり補助金(MAX1000万円)クラスの補助金になると成功報酬を含めて50万円程度かなという印象です。

どれだけ補助金申請や本業外で副業に取り組むかにもよりますが、月に10万円程の報酬であればそこそこやれば得られるというのが筆者の周囲の診断士の話です。

従って、皆さんの本業の年収+120万円程度が副業的にやることで得られる収入だと予想されます。

どのように補助金の仕事を獲得するのか

補助金申請に関してよく言われるのは、研究会(診断士で集まって様々な事柄について勉強する会)で先輩診断士のお手伝いして、最終的には自身の顧客にしていくのがよく聞かれます。

ただ先輩診断士に気に入られるために面倒なこともあるらしいので、そういうのが嫌だという方は知り合いの経営者や伝手を使った営業をかけて、「補助金の申請してあげる。通った場合だけ成功報酬〇万円だけ頂戴!」という風にお願いすれば、相手も損はないので喜んで依頼してくれると思います。

独立するには?

独立したいけど、どうやって仕事を探せばいいかわからない!という方もいると思います。

独立して収入を継続的に得るためには、中小企業との顧問契約が重要になってきます。診断士業務をしている方の約5割は顧問契約を結んでおり、独立している方は間違いなくこの顧問契約を勝ち取っています。また平均の顧問件数と顧問料を見るとそれぞれ7件142千円/月となっています。

顧問先(平均)出向(平均)顧問料(平均)
7社4日142千円/月
出典:J-SMECA

つまりここから顧問料のみの収入を逆算すると、

7(件)×142(千円/月)=994(千円/月)⇔11928(千円/年)

これで1000万プレイヤーです!

もちろん7社の顧問契約を取ることは簡単なことではありませんが、これはあくまで「平均」なので、しっかりと実績を積んでいけば、このレベルも十分目指せるのではないでしょうか。

ではどうやって顧問契約を取るか。方法はいろいろ考えられます。

顧問契約を取る方法の例

①先輩診断士に仕事を紹介してもらう
②補助金申請から顧問契約に繋げる
③公的業務から顧問契約に繋げる         etc…

特に①と②は比較的王道なケースかなと思います。

ただ端的に言ってしまえば、経営者と接点ができるようなフックがあればそこから営業をかけて顧問契約につながる可能性というのは十分にあり得ます

先ほど独立診断士のところでも見ましたが、経営指導や企業診断は単価が非常に高いことから、顧問契約でこれらを業務に繋げることを一つの目標にしましょう。

ただ何度も言っているように、中小企業診断士には独占業務はないので、どう顧客に自身のコンサルディングで付加価値を与えることができるかという点が非常に重要になります。

自分の強みを生かしつつ、常にそれを磨き続けましょう!

独立の場合は顧問契約を目指す!まずは経営者との接点を作ることから始めてみよう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

やはり難関資格だけあって、取った後のインセンティブも大きいものになっていますね!

もちろん年収だけですべてが決まるわけではありませんが、診断士になった後どうしたいのかをイメージしておくことは非常に重要です。

この記事が診断士を目指す方のモチベーションになると嬉しいです!