中小企業診断士を独学で受験しようと思っているけど、いろんなテキストが出ていてどれを選べばいいかわからない!こんなお悩みありませんか?
筆者自身はできるだけ安く受験したいと考えて、最初は独学を選択しました。最終的にはTACの講座を受講しましたが、今考えると別の選択肢もあったと思っています。
そこで本記事では中小企業診断士を受験するときにオススメのテキストを紹介します。
また合わせて、そもそも独学が最も良い選択と言えるのかを解説します。
なお、筆者は2021年度に登録した現役の中小企業診断士です。昨年は受験生支援を中心に活動していたため、最近の受験状況も把握しています。
【この記事で解決できるお悩み】
・中小企業診断士の独学のオススメのテキスト
・テキスト以外に参考にするもの
・勉強の順番やスケジュール
・独学が最も良い選択なのか
中小企業診断士試験のオススメのテキスト9選
早速ですが、おすすめテキストの紹介をしていきます。
今回紹介するテキストは筆者自身、このテキストをやって合格していますので、自信を持って紹介できる内容になっています。
中小企業診断士の受験を迷ったときに見るテキスト
まずは受験に悩んでいる、試験後の働くイメージをしたいと言う方におすすめの書籍を紹介します。
タイプ別 中小企業診断士のリアル 活動実態/メリット・デメリット/活動のポイント(税務経理協会)
通常の診断士の仕事を紹介する書籍は、自身の体験を中心に書かれている本が多く、そう言った本を書いている人は診断士の中でもうまく言っている方が多いといえます。
一方この書籍は、中小企業診断士として、産業能率大学の講師や中小企業大学校で講師を務める著者が約3,000人の中小企業診断士を指導してきた経験を基に書かれているため、よりリアルな中小企業診断士を知ることができます。
診断士のタイプを5つに分けて紹介し、それらのメリット・デメリットを解説しているため、自身がどの診断士になるべきかというイメージが出来ます。
試験前に読むことでより自身の目指すべき姿をイメージし、モチベーションに繋げることができるためオススメです。
1次試験のオススメテキスト
続いて、1次試験受験のオススメのテキストを紹介します。
中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキスト(TAC出版)
1次試験で最も使いこむであろうテキストは、大手資格の学校TACのスピードテキストがオススメです。
筆者も独学時はこちらを購入し、資格の学校もTACを選択したのですが、なんと実は市販のものと学校で使用されている内容は一緒でした。
長年、中小企業診断士試験を研究されてきたTACが出版しており、筆者自身もこのテキストだけを頼りに合格したので、他のテキストは一切必要ありません。
まずはこのテキストの購入を進めましょう。
会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方(KADOKAWA)
こちらの書籍はテキストというよりかは、参考図書です。
本書は、筆者は公認会計士方で、現在は会計クイズをTwitterでも投稿されている方が執筆されており、シリーズ累計30万部突破している超人気の書籍です。
書籍の内容は、企業を題材に決算書(BS・PL・CF計算書)を問題として考えるのですが、タイトルの通り非常に楽しく決算書について学べます。
また実際の企業を基にしているので、イメージもつきやすく、初心者にもわかりやすくなっています。
財務系の知見がなかったり、苦手意識を持つ人はもちろん、財務会計を実際の企業に落とし込む練習にもなるので、知識として更に自分のものにしたい方も是非手にとっていただきたい一冊です。
1次試験のオススメ問題集
テキストを行ったら、次は問題集に取り組みましょう。
中小企業診断士 最速合格のためのスピード問題集(TAC出版)
こちらは1次のテキストと同様、TACの問題集です。
問題集はある程度表現やテキストとの対応があるため、テキストと揃えた方が良いです。
また資格試験において、過去問は最も参考になる問題ですが、テキスト終了後、すぐに過去問に取り組むことはあまりオススメしません。
理由は、過去問はテキストの内容から多少捻った問題が多いため、難易度は高めになっているからです。
その点、この問題集は基本的な問題が多く、過去問よりも易しい問題が用意されており、解説は充実しており、過去問への橋渡しとして良書です。
中小企業診断士 最短合格のための 第1次試験過去問題集(TAC出版)
※最新版は、例年12月中旬に発売
1次試験の過去問は必ず取り組みましょう。
こちらの書籍では過去5年分の過去問がまとめられており、やはり内容も充実しています。
分量については中小企業診断士試験の問題は、年によって多少アップデートされ、出やすい部分や統計の内容が変わるため、あまり昔の問題をやっても効率が悪いと言えるので、5年分がちょうど良いラインといえます。
またこの書籍では最新の情報を基に、どこが重要なのか印がついているためメリハリをつけて勉強が可能です。
2次試験のオススメテキスト
続いて2次試験のオススメテキストです。
資格の学校出版のテキストの購入は必要なし
2次試験は公式の模範解答が発表されていません。
しかし、各資格の学校が解答は分かりません。と言えるはずはなく、各社が模範回答を出しています。
TACも大手資格の学校だけあって、素晴らしい回答を作成しているのですが、長年試験を研究された講師の方が、長時間かけて作成した回答を1年ほど勉強した受験生が80分の受験時間の中で当日書くことは困難です。
従って、筆者はTACから配布された2次試験テキストは、正直ほとんど参考にしていません。
そう言った経験を踏まえて、2次試験のオススメテキストを紹介します。
ふぞろいな合格答案(同友館)
2次試験で最も重要と言っても良いテキストです。
内容は『受験生が試験当日に書いた解答』を集め、得点開示の結果から、どのような文章・キーワードに点数が入っているのかを分析しているものです。
前述のように、各資格の学校が出している模範回答は、目指すべきではないため、現実的に受験生が書ける合格レベルの回答を目指すのが最も良いと言えます。
誤解が無いよう、重ねて伝えますが、資格の学校の回答レベルが非常に高いからこその判断ということです。
なお、このテキストは1次試験の自己採点が終わると一気に購入され、Amazonからも無くなってしまうため、自己採点が終わって突破できることが確定したら、購入するのがオススメです。
また、単年度毎のテキストと10年分がまとまったデータブックがありますが、2018年〜2022年は単年、それ以前は10年データブックを購入すれば十分です。
ただし、1次試験と同様、古すぎる問題は傾向が変わっていますので、おおよそ事例Ⅰ〜Ⅲは7年前、事例Ⅳは傾向が変わりにくいので10年前までやれば十分です。
30日完成! 事例IV合格点突破 計算問題集
1次試験のマーク試験から2次試験の筆記に移る際には、難易度が上がります。
特に事例Ⅳはギャップが大きいので、すぐに過去問に取り組むのは難しいです。
そこで、そのギャップを埋めるという意味で、本書は非常に良い参考書です。
内容はタイトルの通り、30日かけて2次試験の事例Ⅳをマスターするというテキストになっています。
ただし、1次試験〜2次試験の期間はおおよそ2ヶ月しかないため、実際には30日もかけずにやり切ることになるかと思います。
また、あくまで1次から2次への橋渡し的なテキストであり、実際の試験問題と比べると、若干難易度的には物足りないので、このテキストで段階的に負荷を上げていき、次項で紹介するテキストに繋いでいくようなイメージになります。
なお、2018年の出版ですが、事例Ⅳに関しては基本的にトレンドの変化がそれほどないので、2018年度版で十分です。
中小企業診断士2次試験 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ(同友館)
このテキストは過去問を参考に、単元ごとにまとめたテキストになっています。
従って、情報整理をしやすく、自身の得意不得意がはっきりします。
筆者自身、このテキストの問題を毎日解き、手が覚えるほどやりこんで、事例Ⅳに対してある程度自信を持つことができました。
ただし、難易度が高い部分も紹介されているため、前述の『30日完成! 事例IV合格点突破 計算問題集』に戻って確認するなどの対応が必要なこともあります。
基本的にはこの書籍の全ての問題を解けるレベルまで上げてほしいですが、試験までの時間は限られていますので、時には思い切って注力分野を絞っていくことも考えましょう。
対象者のみ:意思決定会計講義ノート(税務経理協会)
2次試験の受験戦略として、模範回答が予測できない事例Ⅰ〜Ⅲと比べて、数値計算である事例Ⅳは勉強すればするほど得点は伸びるので、得点源として考えやすいと言えます。
そしてその中でも事例Ⅳで80点を目指したい方向けにオススメの書籍が本書です。
本来、このテキストは「公認会計士や簿記1級受験者向け」の参考書として、意思決定会計に特化した書籍です。
従って、かなりハイレベルなのですが、中小企業診断士2時試験にも意思決定会計が関係する問題が出題されるため、中小企業診断士受験生にも取り組まれる方が多いテキストになっています。
ただし、試験に出ないであろう内容も記載されていますので、その辺りは試験範囲と照らし合わせながら取り組んでください。
繰り返しになりますが、かなり余裕がある方向けのテキストです。
2次試験の過去問と答案用紙はAASのHPからダウンロード
実は、2次試験対策に特化した講座を提供しているAASのHPから試験問題と解答用紙をダウンロードできますので、わざわざ資格の学校から出されている参考にしずらいテキストを購入しなくても大丈夫です。
また2次試験では本文に書き込みをするので、こちらで毎回印刷した方が試験により近い形で勉強ができます。
なお、2次試験の過去問は中小企業診断協会HPに掲載されていますが、解答用紙については提供されていません。
勉強するときに注意すること
ここまでテキスト・問題集を紹介してきましたが、これらを活用して勉強するときに注意すべき点がいくつかあるので、解説してきます。
主となるテキストは1冊に決める
受験勉強をしていると、このテキストだけで大丈夫かな?他の人はこんなテキストやってる。と言った不安に駆られ、いろんなテキストに手を出してしまう受験生がいます。
非常にその気持ちはわかるのですが、絶対にテキストの浮気はやめましょう。
今回紹介したTAC出版のテキストやふぞろいな合格答案を主として取り組めば、間違いなく合格レベルに達します。もし他のテキストをすでに取り組んでいたとしても、同様です。
他のテキストやりたいなと思った場合は、今持っているテキストを全て理解できているか?と自問自答しましょう。
今のテキストが出来ていないのに、他のテキストに行ったところでお金と時間の無駄になってしまいますので、くれぐれも注意しましょう。
演習中心の学習にする
まずはテキストを全て理解してから、問題に取り組もう。
このように考えている方は多いのではないでしょうか?
厳しいですが、この考えは今すぐ捨ててください。受験する目的はあくまで『合格』であって、テキストを全て理解することではありません。
また演習を積み重ねることが最も記憶の定着には早いですから、テキストを1周したら、内容を理解していなかったとしても、まずは問題集を取り組みましょう。
最初はわからないことだらけですが、断片的な記憶が徐々に定着した記憶になっていき、ゲーム感覚で楽しくなります。
中小企業診断士のテキストは中古でも大丈夫?
最近ではCtoC市場としてメルカリが圧倒的に普及しているので、過去のテキストが安く出回っています。
そもそも独学の場合は費用を抑えたいので、古本を選択して少しでも安く書いたいと思っている方もいるかもしれません。
結論から言うと、最新のテキストを購入した方が良いです。
やはり毎年の試験傾向を踏まえたテキストを利用すべきですし、法律の改正や統計情報が変わり、同じ問題でも模範解答が前年まではAだったけど、今年の模範回答はBになると言うことがあります。
その1問で合否が左右されることもありますので、しっかり投資して確実な知識で試験に臨みましょう。
テキストの購入タイミング
前項のように、テキストは最新のものを買うべきと述べましたが、今回紹介した書籍の出版されるタイミングは様々です。また科目によっても発売日が異なります。
従って、参考程度に下記に、最新版を購入する際の目安のタイミングを示しますので、こちらをご参考に購入してください。
【1次試験テキスト】
・中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキスト・問題集
企業経営理論、財務会計:9月中旬〜下旬
運営管理、経済学・経済政策:11月中旬〜下旬
経営情報システム、経営法務、中小企業経営・中小企業政策:12月中旬〜下旬
・中小企業診断士 最短合格のための 第1次試験過去問題集:12月中旬〜下旬
【2次試験テキスト】
・ふぞろいな合格答案:6〜7月
・30日完成! 事例IV合格点突破 計算問題集:2018年の書籍が最新
・中小企業診断士2次試験 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ:4月上旬〜中旬
・意思決定会計講義ノート:2001年に発売済み
テキスト以外のオススメ
テキスト以外の要素でも合格に近づくオススメがありますので紹介します。
中小企業診断士試験は情報戦とも言われます。
特に独学の方は、勉強方法や受験に関して様々な不安を抱えると思います。テキスト以外の情報源をウォッチしておくことも合格には必要です。
各学校が実施する模試
模試はできれば受験しておいた方が良いでしょう。理由は、以下の3つです。
- 本番の環境に慣れる
- 時間感覚を身につける
- 接する問題数を増やす
- 自身のレベルを知る(参考程度)
特に①〜③は、模試で得られる大きな恩恵です。
やはりぶっつけ本番はかなり緊張し、時間が余計にかかってしまうものですので、その緊張感を味わっておくことは重要です。
またテキストだけをやっていると、どうしても目新しい問題への対応力がなかなか付かないので、新しい問題への対応力をつける意味でも模試は重要です。
④に関しては、あくまで参考程度と認識しておきましょう。1次試験は絶対評価であり、他者と競う必要はそれほどないので、自身の進捗が遅れていないかくらいの認識で問題ありません。
また2次試験に関しては、資格の学校の講師が作成した模範回答に基づいて採点されるため、それ以外の回答では得点がもらえず、あまり実際の試験を再現しているとは言えません。
オススメは模範回答の抽象・普遍的な解説は参考にすることです。
受験生支援団体
中小企業診断士の業界は独占業務がない分、横の繋がりが強く、様々な団体が受験生支援を行っています。ここでは、いくつか代表的な支援団体を紹介します。
一発合格道場
一発合格道場は直近の合格者が毎年代替わりしており、ほぼ毎日10年間ブログで発信している団体です。
メインはブログですが、1次試験・2次試験のセミナーを始め、代によっては2次試験の勉強会、合格者に向けたスタートセミナーなども行っています。
様々な方が交代でブログを掲載し、それぞれのノウハウを提供しているので、ご自身が合う考え方をチョイスできるような形になっています。
タキプロ
タキプロは一発合格道場と並んで、大きな中小企業診断士メディアです。
こちらも同様に、直近の合格者が毎年代替わりしてブログを更新しています。
一発合格道場との違いは、運営人数の多さです。
組織力を活かして、ブログはもちろん、勉強会・セミナー・Facebook投稿・Youtubeなど、様々な活動を精力的に行っています。
ココスタ
ココスタは前述の一発合格道場のメンバーが2019年に設立した団体です。
主に2次試験の勉強会を行っており、毎週数日間、早朝や夜に開催することで、社会人だけでなく主婦など多くの方に勉強会の場を提供しています。
ココスタの他の受験生支援団体との違いは、受験生主体である点です。
試験勉強はどうしても教える側と教えられる側が生まれてしまいがちですが、受験生主体にすることで、当事者意識を持ってもらい、積極的な参加に繋がっています。
勉強会に参加したい方は、まずはココスタの勉強会に参加してみましょう。
Youtube
最近はYoutubeでも良質なコンテンツが提供されています。
問題の解説動画や、勉強のやり方やモチベーションの維持、合格後のイメージを持たせてくれるようなコンテンツもあります。
まとめシート流!絶対合格チャンネル 【資格試験・中小企業診断士試験対策】
診断士支援団体の一発合格道場に所属していた「きゃっしい」こと、野網さんが運営されているチャンネルです(2022年11月現在、登録者数1.25万人)。
受験生時代の1次試験545点、2次試験280点を取ったノウハウを活かして「まとめシート」と呼ばれる書籍を出版されています。
筆者自身、この参考書は使用しませんでしたが、周囲の受験生からの評判は非常によく、活用されていた方も多かったです。
チャンネル自体は、細かい解説というよりかは、受験勉強の取り組み方や試験テクニックなどを解説しているチャンネルで、独学者だけでなく、全受験生が参考になるコンテンツを配信しています。
ほらっちチャンネル
「ほらっち」こと洞口さんが運営されているチャンネルです(2022年11月現在、登録者数11.7万人)。
大手資格の学校の講師育成責任者を担当しているとともに、海外を含む様々な企業の支援を行っている、受験生支援と実務の両方を兼務されている方です。
チャンネル内容は、1次試験の「企業経営理論」「財務会計」「中小企業政策」について科目別に動画が公開されています。その他、実務系の補助金・給付金の動画も配信されています。
また、メンバーシップやVimeo経由でオプション講座も提供されていますので、こちらの受講を検討してみてはいかがでしょうか?
Stardy -河野玄斗の神授業
こちらのチャンネルは医学部在籍中に司法試験も合格されたスーパーマンの配信者の河野玄斗さんが、大学入試問題等の解説をしているチャンネルです。
関係ないと思われたかもしれませんが、筆者のオススメはこのチャンネルのLIVE配信です。
内容は、特に何かコンテンツを配信するわけではないのですが、LIVEで河野玄斗さんが勉強している姿が映されているものが流れ続け、これがモチベーションUPに繋がります。
人間は他人が頑張っている姿を見ると、自身も頑張らなきゃと思うものですので、モチベーション維持が難しい方は、一緒に動画を見て勉強されると良いと思います。
ちなみに筆者もこの動画を隣で流しながらこのブログを書いています。
独学する場合、どの教科から始めたら良いの?スケジュールは?
独学の場合、自身でどの教科から始めるか、またどのようなスケジュールでやるべきかまで始める必要があります。
結論、下記のような順番・スケジュールで進めるのがオススメです(1年で合格を目指す場合)。
- 企業経営理論
- 財務会計
- 運営管理
- 経済学・経済政策
- 経営情報システム
- 経営法務
- 中小企業経営・中小企業政策

1ヶ月で1教科を目安にするため、かなりタイトな日程ですが、限られた時間の中で合格を目指すにはこれくらいの勉強スケジュールになります。
独学する方は特に、常にスケジュール感を意識しないと、ズルズルと後に伸ばして、勉強が間に合わないことが多いので、注意しましょう。
さらに詳しくは以下の記事に解説していますので、ご覧ください。

そもそも独学が最もコスパ良く最短の選択肢なの?
ここまで独学者向けにテキストやコンテンツの紹介をしてきましたが、そもそも独学は最もコストパフォーマンスが良いのでしょうか?
結論から言うと、Noです。
紹介してきたように、中小企業診断士試験は教科数が多い分、購入すべきテキストも多いです。
従って、テキストだけでも合計6~7万円がかかる計算になります。その他の選択肢としては、資格の学校への通学講座とオンライン講座があるのですが、筆者のオススメはオンライン講座です。
オンライン講座は5万円を切るものもあり、合格祝い金を含めると1万円台で受講できるものもあります。
まとめると、以下のようなメリットがあります。
<オンライン講座が最も良い理由>
・費用が安い(合格祝い金まで含めると1万円台で受講できるものも)
・隙間時間やスケジュールを立てやすい
・講義・テキストの質が高い
・受験仲間とのコミュニケーションでモチベーション維持ができる
2次試験はオンライン講座だけのテキストでは不安な点はあるものの、それを含めても独学でテキストを買い揃えるより安く、サービスも充実しているため、オンライン講座のコスパが圧倒的に良いと言えます。
さらに詳しくはこちらの記事を参照ください。

まとめ
いかがでしたでしょうか?中小企業診断士を独学で勉強するためのテキストとして紹介してきました。
独学でもこれらのテキストを活用すれば合格は間違いなく可能です。ただし、コスパの観点からすると、オンライン講座が最も良いので、まずはフラットな視点で比較検討してみてください。
また、2次試験に関しては独学・通学・オンラインに関わらず必要なテキストになりますので、ぜひご参考にしてみてください。